みいなと蒼の会話
アイコンは無し。
ただただ、二人での会話。
小説形式で。

自分出演だから、なんだか痛々しいぞ!w
それでもokな人だけ読めばいい。

確認事項。

みいな:死都の主。(ドラマウの死都とは似て非なるもの)
蒼   :みいなの分身として生まれた死都の守護者

-------------------


ココは死都アランカンクルスの最奥、
冥哭の神殿。

「どうしたの? そんなに悲しそうにして」
私は私の分身に呼ばれ、慌ててこの最奥の神殿に駆けつけた。

目の前に居る少女の名は蒼。
私の昔の姿を彼の者の力を借りてトレースした存在だ。
彼の者とはここの主のことだ。
だが、今は姿を見せず、ここに居るのは
守護者である蒼と、私だけだ。

目の前の分身は、目を真っ赤に腫らしていて大分長い時間泣いていた様だった。
「会えないの。会えない事って、話せない事って、こんなに悲しいの?」
「そうだね。せつないね」
私はただ、目の前の恋する少女を抱きしめた。
彼女の想いは強く、純粋で深い。
そしてそれ故にわがままだった。

彼女は私の分身だ。
過去の姿の分身だ。

「私、もう直ぐ変わっちゃうんでしょ? 怖いよ。だから傍に・・・・・・
傍にいて欲しいのに・・・・・・!」
蒼は首を振り、私に強くしがみついた。
でもすぐに表情を変え、すっと手を離した。
「わかってるの。無理言ってる事。でもね、どうしていいかわかんないんだよ・・・・・・!」
「そうだね。きっと会って抱きしめてもらえば、そんな不安なんて
直ぐになくなるんだろうにね」
蒼は小さく頷くと、赤く腫らした目を擦りながらポツリと話す。
「ねぇ、今だけ、代わりに・・・・・・なってくれる?」
「うん、一杯だっこしてあげるよ」

彼女は私の分身だ。
だが、恋をして、新しい存在へと変化しようとしている。

彼女が見ているのは、愛しい者の背中だ。
もう私を見てなどいないのだ。
「蒼、あったかい?」
「うん・・・・・・」

そして日が暮れる。
また夜が始まる。

「さぁ、時間だ。そろそろ立ち上がらないと」
「うん。今日はみいながいるから、平気」
私は蒼の手をとり立ち上がらせると、短パンに着いた砂を払ってやった。
「お仕事の、時間だ」
神殿の奥を見る蒼の目は、真剣そのものだ。
「さぁ、今日も手際よく片付けような。蒼」
「うん」

恋する乙女は強い。
それは私の中の正義だ。

――彼女は私の中の正義を知っているだろうか?

気づかない程僅かに、そして徐々に変わっていく分身とともに、
私は神殿の奥へと向かった。
[PR]
by mi-nasou | 2008-09-01 00:22 | 会話
<< へふ ちょこっと私信 >>